今度、どうやったら自分らしい作詞家を目指せるんだろう?
確か5年くらい前、ヨガ(身体のカタい人ほど向くマッサージ主体のリラックスするヨガ)を教えていただいている作詞家でもあるKさんにそう相談したんです。
自分らしい作詞家になるには
いろいろ教えてもらいました。
作家事務所にちゃんと入るには実績が必要だし、
アルバムに2曲くらいじゃ入れないだろうし、
例え入れたとしても、コンペでただ忙しいばっかりだと・・。
そして、書いても書いてもなかなか採用されず、採用されないと収入もなく
どんどん疲弊してしまう人が多いという現実を。
そんなKさんは、ある日、入ってみたら?とある団体を紹介してくれました。
そこは作家事務所ではなく、音楽コミュニティ。
なので、なんの縛りもなく、作家事務所とまではいかないにしてもコンペもある・・との事。
そこで早速入ったのが現在も在籍しているMPJです。
1年目、2年目、歌詞のコンペは少ないし、チャレンジしても全然ダメだし、
もう何もないから辞めようかどうしようか・・・と迷いながらもうちょっとやってみようと
3年目の継続手続きをなんとか終えたのです。
すると、その数日後、急ぎの作詞コンペが!
聴いた途端、コレ大好き、書きたいって思いました。
マイナーコードのカッコいい曲で、もう聴きまくって書いた記憶があります。
そして確か2~3日後、修正依頼の連絡をもらってビックリ!
もうドキドキしながらも修正し、OKもらって採用されたんです。
ブラッシュアップされていく感じもすごく楽しくて、もうね、たまらなかったです。
こういう作業、好きだなぁ~ってしみじみ思いましたね~。
昔、作詞作曲塾の頃のちょっとだけ知っている人に自分の作詞を絶対曲げない人が居て。
作曲家さんが歌いづらいからってフレーズを変えて欲しいと言ったところ、
それを歌わせるのが作曲家でしょ!とものすごく強く言われ、
その作曲家さんはストレスで自律神経をやられてしまったと聞いた事があります。
それを聞いて私はすごく不思議で・・・だって歌われてこその作詞だし。
歌いやすいほうがいいに決まってるじゃん!って。
いや、待って・・・もしかして私はあまりにも自分に自信が無さすぎるのかも知れない。
だって修正が、これOKってなっても不安で、ずっとなおしていたくなりますもん(苦笑)
さてさて、で、初めてコンペで採用された作詞は、シングル「曖昧MOON」としての発売が決まり、
MVの披露日に初めて彼女達、WHY@DOLLのLIVEを観に行ったのです。
自分の言葉が歌われているのはすごく嬉しかったし、披露されたMVも可愛いくてカッコよかったし、
本人達にも製作の方達にもご挨拶出来て、本当にCDになる実感がますます湧いてきましたっけ。
そして、CDに。
ちょっとだけ作詞家に近づいたのかも・・・って思えた瞬間でした。
でもでも、ただのまぐれかも知れない・・・