作詞家へのキッカケ その⑧

それからまた数年。偶然の縁が呼んでくれた出来事でした。

校歌採用!

当時、母の通院に付き添う為、月に1度は1~2泊で帰省していました。

そんな帰省したある日、なにげなく読んだ地元の地方紙にこんな記事が載っていました。

「第4中学校と第8中学校が合併することになり、制服も新しくなります。」

え?母校(第4中学校)が合併するんだ?!ってビックリ。

ん~人口も少なくなってきたから、生徒数が少なくなってきたんだね、きっと。

それでそれで?

「その為、新しく校章と校歌の歌詞を募集いたします。」

校歌の歌詞を募集?!?!?!

しかも締め切りまで一週間!

なんかわくわくしてきちゃいました。

もう、これは縁だし、書けって言ってるのよね、きっと。

書こう!

そう思って、その地方紙を持ち帰ったのです。

生まれ育った土地だからこそ知っている風景もしっかり入れて、

新しくなる中学校の生徒達へのエールを込めた詞を書いて応募しました。

採用されたらいいな・・・くらいの気持ちで。

1ヶ月以上たった頃、田舎の教育委員会から電話で採用されたと連絡が!!

なんだかその時は実感があまり無かったのですが、曲をつけるにあたって若干の変更を依頼され、それを考えてOKをもらう頃に、やっと実感が湧いてきました。

本当なんだな・・・って。

入学式とか卒業式、始業式や終業式で私の言葉が歌われるんだな・・・って。

その後、その新しい校歌は書いた歌詞も自分の名前もその地方紙にも載り、

作曲されて歌われた校歌が中学校のホームページで聴けるようになっていました。

そして、次の年、合併された新しい中学校の始業式から校歌として歌われています。

実は、一度、その中学校に見に行ったんです。

体育館にレリーフとか大抵あるじゃないですか?!

私のもそうなっているのかな???って。

夏休みだったのですが、教頭先生が体育館に案内してくれて。

そうすると、壁に私が書いた校歌のレリーフがちゃんとあって、名前もあって(照)

また、校長室の壁にも各教室にもその校歌が張ってあってなんだかすごく嬉しかったです。

「今後もうこれ以上合併する事も無いので、この校歌はずっと歌い継がれますよ・・」と

言われ、生徒たちが歌っている場面を録画したものも観せて頂きました。

もうね、子供達の歌声にジーンとしちゃいました。

帰省して、その中学校の前を通るたびに、その時の事を思い出します。

POPSや演歌等を作詞する事も大好きだし、こういった校歌を作詞する事も大好き。

でも、待ってるだけじゃチャンスはたまにしか来ない。

もっともっと書くチャンスをもらうにはどうしたらいいだろう?って思い始めました。

本当の本気の作詞家になる為に。