作詞作曲は「育てるように」

さて今日もシンガーソングライターとしての作詞作曲話は続きます。前回の煮詰まった作品は一旦放り投げます

では、作品作りで煮詰まったらとりあえず一旦放置して、アイディアが自然に固まってくるのを待つという内容を書きましたが、今回はその前段階として重要な事です。

煮詰まった時にその作品を放り投げる事が、なぜベストな完成形を導き出せるのか。それは、その状態に至るまではずっと、作りたい作品と真剣に向き合っているからです。

大抵、作品は断片から出てくる。その断片を拾って、ひたすらに「お前は何になりたくて、どんな表現が欲しいんだ?」って問いかける。そして、その子が欲しがってるコトバやメロディーをトコトン追求する。

すると何が起きるかって、そうやってひたすらその作品に対して試行錯誤したり考えたりイメージした事が積み重なって自分の意識に蓄えられる。

ここからはちょっと深い話になるけど、人間の意識の95%は潜在意識と言って、私たちが普段意識していない部分なんだ。ちなみに意識している5%は顕在意識。

5%の顕在意識だけでは作品のベストな姿を作り出せなくて煮詰まる事があるとして、トコトン作品と向き合った上で放り投げてみると、それまでに積み重ねた作品に対する思考だったりイメージを、潜在意識が自然と繋いでくれたりするんです。

だから煮詰まったら放り投げるんです。私はね。

あ、そうそう。この潜在意識の話、ライヴの時にもすごく重要。それはまた今度お話しします。

あと、タイトルで育てるようにって言ってる通り、作品に対する愛情も大事です。

前に変な話したことがあって。

変な話、自分の歌う作品は手作りのお弁当だけど、量産する作品は工場で作るお弁当だって。

まぁ本当は、どんな状況で作る作品に対しても愛情は持って育てる気持ちになるのがいいんですが、納期とかオーダー内容とかで割り切らないとならないものもありますからね。

でも自分が歌う、自分の作品というものなら、好きじゃないけど売れそうだからとか、早く仕上げたいから妥協するとかじゃなくて、その作品のアイディンティティと向き合ってあげる事で唯一無二の最高の作品に仕上がると思っています。

それがシンガーソングライターと作品のwin-winな関係じゃないかなぁ♪

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