ギターが弾けなくても大丈夫!? RealLPCを使って本格的なギター打ち込みをする方法!

 今回はギター音源RealLPCを使って本物のギターのように表現するためのテクニックと使い方を紹介していきます。

 DTMをやっているとギターが使われている曲というのは多く、どうしても気になるのがギターの存在です。

 伴奏の役割であったり、時には主役にもなるギターの打ち込みを覚えて曲全体のクオリティを上げていきましょう。

ギター音源で再現できる奏法とは?

 実際にギターを演奏する中では多くの奏法が登場します。RealLPCではどのような奏法を再現できるのでしょうか?

 RealLPCで再現できる主な奏法には次のようなものがあります。

  • ハンマリング&プリングオフ
  • ミュート
  • ブリッジミュート
  • ハーモニクス類の演奏
  • タッピング
  • リピート
  • スライドアップ
  • スライドダウン
  • ベンド

 これらの奏法は実際のギター演奏の中でも多く登場する奏法なので打ち込みをする際にも是非押さえておきたいポイントです。

キースイッチを使って奏法を切り替える

 これらの奏法を切り替えは、キースイッチと呼ばれるスイッチを鍵盤上に割り当て、そのキーを押しながら演奏することで可能になります。

 例えば上の画像ではC#に黄色の丸印が付いていますが、これは「C#1」にキースイッチが割り当てられていることを示しています。

 試しに「C#1」キーを押しながら他のキーを押してみましょう💡

 ギターの音が軽やかな音色へ変わったのがわかると思います。

 実は「C#1」キーにはハーモニクスのキースイッチが割り当てられていたんですね💡

 でもこのキースイッチですが、デフォルトではどこにも割り当てられていませんよね?どうやって割り当てれば良いのでしょうか?

キースイッチを割り当てる設定

 画面左下赤枠部分に「Key Switches」と書かれたボタンがありますが、ここから各キースイッチをどの鍵盤へ割り当てるかを設定できます。

 ボタンを押してみましょう。

 すると設定画面が現れました。この例では上から3段目「Harmonics」のみ有効にしておいたので、青色のボタンが点灯しているのがわかります。

 このように、必要に応じて青色のボタンをクリックすることでキースイッチを有効にすることができます。

 奏法の名前が書いてあるので使いたい奏法をONにしていきましょう。

 奏法の名前を忘れてしまった場合は、とりあえずONにして実際に試してみると出てくる音で判断しても大丈夫です。

 青色のボタンを点灯させていくと、鍵盤上に黄色い丸が増えていくのがわかります。

 設定が終わったら、設定画面外のどこか適当な箇所をクリックして画面を閉じましょう。

 もう一度「Key Switches」ボタンを押すことでも設定画面を閉じることができます。

ハンマリング&プリングオフはノートを重ねて表現

 おや!?キースイッチにはよく使用するハンマリングやプリングオフがありませんね?

 実はハンマリングやプリングオフはキースイッチではなくMIDIノートを重ねることで表現することができます。

ハンマリング

 ハンマリング奏法は、低い音をピッキングした後に、高い音に指を乗せてピッキングすること無く音を出す奏法でしたね💡

 ハンマリング奏法を表現するには、低いノートの終わりをやや長めに伸ばして、次のノートの始まりに重ねるように打ち込みをするとハンマリングの音源が作動します。

プリングオフ

 プリングオフは、高い音が最初に鳴っている状態で、次に鳴らす低いフレットにも指を置いておきます。

 高音のフレットから指を離しながら少し引っ掛けると、低いフレットの音が鳴るという仕組みで発音するので、高い音から低い音へ推移する奏法ですね。

 なので、ハンマリングとは逆に、高い方のノートを伸ばして、次の低いノートの始まりに重ねように打ち込みをすることでプリングオフの音源が作動します。

ハンマリング→プリングオフを表現する

 ギターを演奏すると、「ピッキング→ハンマリング→プリングオフ」の動作で音を繋いでいくことがよくありますが、その場合は低いノートを伸ばしたままにすることで3つの音を出すことができます。

 ちょっとわかりずらいですね、発音される場所にマークを付けてみましょう。

 3種類の音は、上の黄丸のタイミングで発音されます。実際に鍵盤を押したり、打ち込んでみるとすぐに要領がつかめると思いますので試してみてください。

バッキング(伴奏)には便利なパターンを活用!

 先程までの説明でほとんどの演奏&表現は可能なのですが、RealLPCには予めバッキング向けのパターンが豊富に用意されているので、楽をしたい場合には活用してみましょう。

プリセットを選択する

Pattern」タブをクリックするとパターン編集画面に移動します。

 左側にの小さな矢印があるのでクリックしてみましょう。

 パターンを選択できるファイルブラウザが表示されるのでまずは適当に選んでみます。

 左側半分からジャンルや年代毎を大まかに選んで、右半分から使用するプリセットを選択します。

音を鳴らしてみる

 プリセットを選択したら、鍵盤で何かコードを弾いてみましょう。鍵盤がなければMIDIで直接DAWのトラックへ打ち込んでしまっても構いません。

 押さえているコードに合わせて、選択したパターンで演奏が始まりますね💡

DAWのトラックへパターンをコピーして編集する

 RealLPCのパターン画像の上をクリックしてDAWのRealLPCトラック上へドラッグアンドドロップしてみましょう。

 するとこのように、DAW上に先程のパターンがコピーされました。下にSysExというトラックも作成されますが、こちらは使わないので削除してしまっても構いません。

 RealLPCのトラックを開いてみるとこのようにパターンがコピーされているのがわかります。

 そして、よく見るとこのノートはかなり低音の位置に作られていますよね💡

 先程、鍵盤でコードを押すとパターンの演奏が始まったように、このパターンの上に、つまり高音域にMIDIノートを打ち込むとバッキングの完成です!

 つまりこんな感じに打ち込めば音が鳴ります↓

 そして、このパターンは1つだけでなくいくらでも好きなだけトラック上に読み込むことができるので、曲の場面に合わせて変えていったり、MIDIになっているので自分で好きなように書き換えることもできます。

まとめ

 RealLPCには他にも打ち込みのアシスタントのような機能がありますが、自由に曲作りを行うという意味では、基本の機能を使って自分の思うようなタイミングやボイシングで音を重ねてあげるのが一番だと思います。

 今回紹介した機能を使えば、実際のギター演奏で行っているほとんどの演奏を再現することができるので是非挑戦してみてくださいね^-^ノ

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