【朗読】作り笑い

傷だらけの羽根を伸ばした
もっと前へ進もうと
何度もちぎれる音を聞いた
「なんでもない」と
作り笑いがうまくなった

日々は止まる事を知らないから
涙落とす暇さえないのと
見上げた先にあった太陽は
きっとちっぽけな私の姿だろう

何処に行こうとも太陽は私の
視界から消えなくて
まるでどんなに頑張っても無駄だよと
あざ笑うように ついてくる
辛いよ 辛いよ 現在(いま)が 辛いよぉ

摩天楼の隅を逃げるように歩いた
「明日はもっと頑張るよ 頑張るから・・・」
昨日も思ってた 毎日毎日どうしようもなくて
必死に自分を誤魔化して
大丈夫 平気だよと 心に叫ぶけど
思ったより苦しくて泣きそうになる
耐えて耐えて耐えて
作り笑いがうまくなった

溜め息消えなくて変わらない毎日に
「もう駄目かもしれない」「もう駄目かもしれない」
声が枯れるまで泣き叫んだ
転んでも転んでも
立ち上がる意味があるのだろうか
何を探しているんだろう私

小さすぎる
幸福がきっとまだ何処かに残ってるなどと

何処に行こうとも太陽は私の
視界から消えなくて
まるでどんなに頑張っても無駄だよと
あざ笑うよう 羽根が静かに折れようとしてる

決して諦め切れない私の道がある

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