演歌を創ってみよう

こんにちは!

最近、プレバトというTV番組のファンになってしまいました。芸能人の方達が「絵」や「生け花」や「俳句」や「書道」や・・様々なものにチャレンジするもので。
特に、その中の俳句なのですが、選者の俳人、「夏井いつき」さんのコメントが痛快だし
すごく勉強になるんです。容赦ないところがたまりません^^
今度、夏井さんの本を買って勉強してみようかな~と思ってるところです。

そんな今日この頃、俳句にも興味がわいているのですが、
詞で短い・・・と云えば演歌かな・・と、演歌について話そうと思います。

昨今の演歌についてと実践

■十分の一理論

これを教えてくれた知り合いは蘭の栽培をしています。
ですが、メジャーな胡蝶蘭とかカトレアではなく、
少しマイナーな、通称「女神のスリッパ」と呼ばれる種類なんです。

例えば、10人中9人が胡蝶蘭を選んでも、ひとりくらいは違うものを選ぶ。
万人が好むものを栽培するのもいいが、例え一握りでも確実に必要とされているものはある。
詳しくは忘れてしまいましたが、確か、そんな話でした。

この理論を詞にあてはめると、10人中9人がJPOP等を聴くかもしれない。
でも、1人くらい演歌が好きな人も居る。
現在だと100人に1人かもですが、ゼロではないですよね?!

■演歌の発注

つい最近、あるヴォーカルスクールの生徒さん用に詞先で書いたのですが、
ちょっと演歌過ぎない詞を書いたら、曲がつけられない・・と言われちゃいました。
70代の方で、去年初めて作曲をし、今回が2回目なんです。
そうかぁ・・・演歌好きな人は、もしかしたら型にはまった方が
いいのかな・・・と改めて思ったりもしました。

勧善懲悪な水戸黄門とかの時代劇が一定数喜ばれるのは、結末が分かっている安心感なのかな・・・そして、演歌もそうなのかな?なんて事も思いました。

■演歌の基本は7と5

既存の演歌の歌詞を見てみると、七文字、五文字を組み合わせているのがかなり多いです。もしかしたら歴史のある俳句や和歌の音数の影響があるのかも知れませんね。

そこで、

■創ってみよう

ちょっと文字数を変えるとどうなるのかな的なチャレンジをしてみました。

●7文字と5文字を組み合わせる

7 5
7 5
7 5
7 5

だとすると、例えば

北の港の 海風に
酒場の窓も 凍えてる
未練心を 握りしめ
ひとり涙の コップ酒

●5→7にしてみる(1~3行目後半)

7 7
7 7
7 7
7 5

北の港の 海風凍る
酒場の窓も 震えて止まぬ
未練心を 笑いに来たか
ひとり涙の コップ酒

●7→8にしてみる(1~3行目後半)

7 8
7 8
7 8
7 5

北の港は 海風も凍る
酒場の窓も ひゅるひゅる震える
未練心を どこに捨てりゃいい
ひとり涙の コップ酒

●5字、7文字以外にしてみる

10 10
10 8
10 10
10 8

北国の港街 コートの襟を立てて
凍てつく風に立てば 愛が走馬灯
忘れられない女 二度と呼べない名前
ひとり涙を胸に 今夜は酔いたい 

ん~、同じシチュエーションでも言葉数によって「ど演歌」(いい意味で)になったり、歌謡曲になったり、どんどん言葉数を増やすともっとポップになりますよね。

いかに短い言葉でありきたりじゃなく伝えるか・・・たった1文字変えるだけで変わる俳句のようなんだろうな、演歌も。短ければ短いほど難しくて・・そこがまた演歌の詞の面白いところなんですよね。

では